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エチオピア: 人権

Ethiopian National Congress
2000年11月報告

アムハラ族に対する人種差別と抑圧

「人種、皮膚の色または民族的出身に基づく差別は人間の尊厳に対する犯罪であり、国連憲章の原則を否定するものであるばかりでなく、国際人権宣言にうたわれた人権及び人間の基本的自由を侵害するものであり、かつ諸国間の友好関係の障害となるものである」(国連人種差別撤廃宣言 1963年11月)

 我々SOCEPPは最近情報を入手したが、数カ国がエチオピア人亡命者を認めないとのことである。亡命者は「自分がアムハラ族であるが故にEPRDF政府から迫害を受け、現在もなお迫害されている」と主張するのだが、その主張が受け入れられないのだ。しかし、Meles Zenawi首相率いるTigrean単一民族による単一民族支配政府がAmhara族を人的かつ人種的に迫害しているのは事実である。実際に、政府はOromo族などの非Tigrean民族に対して不利な政策を施行しており、人種差別を行っているのである。

 EPRDF政府はチグライ民族解放戦線(TPLF)によって支配されている。政府はMengistu政権に対して戦争を仕掛け、その戦いは「アムハラ反対、帝国主義者反対」だと主張した。TPLFの1975年宣言では彼らがアムハラ族を抑圧者として(そして"敵"として)認識しているのが明らかに読み取られる。解決策としてTPLFが提案したのがTigraiの(政治的)分離であった。TPLFはこの宣言を数年にわたって修正しているが、そのアムハラ反対見解に立った政党綱領と未来像は変えらることがなかった。

 アムハラ族はオロモ族と合わせると人口の三分の二に達するので、MelesZenawi首相による(Tigrean)少数派政権は両民族への抑圧を集中的に行ってきた。1991年に政権を握ったとき、TPLFは「アムハラ族による抑圧を止めさせた」と宣言し、アムハラ族に反対するプロパガンダ運動を行った。その結果として、政府は罪の無いアムハラ族の人々を国の西部地域で大虐殺した。この虐殺は政府によって認可されていたのだ。アムハラ族に対する誹謗・中傷の活動は情け容赦なく実行された。国民の間にあった憎悪は掻き立てられ、感情は激化し、アムハラの王が行ったと伝えられる残虐行為が人々の記憶に甦り、アムハラ族に対する激しい憎悪を燃え上がらせていった。1991年以来、このような状態がずっと続いている。

 実際に、この憎悪がArgaguguの大虐殺をまねいた。政府幹部が行った憎悪扇動活動の結果、そこではArsiに住んでいた数千ものアムハラ族が殺害された。Arba Gugu (特に、Abule、Amshira、GebreTekle、Ashe、Guna、Chole、Golelchaなどの村で)でのAmharas族大虐殺は政府高官によって指揮されたのだ。政府高官指導者の名前を以下に挙げる——Hassan Ali(現在米国に亡命中)、Hussein Adem、Dima Gurmessa(本名はCaptain Welde Senbet Gurmessa)、Kuma Demeksa(現在も尚、政府高官として働いている)。Asebot、Bedeno、また他の地域でもAmharas族はひとまとめにして殺戮された。アムハラ族を守るために、Asrat Woldeyes教授(牢獄において長期間医療措置を与えられず、死亡した)と数名が全アムハラ民族組織を設立した。政府によるあからさまな非アムハラ政策により、警察や軍隊といった公的機関からもAmhara族従業者は追放されてしまった。

 人種差別はEPRDF政府の政治原則である。国家は人種別の地域に分割されてきた。この分割は不平等をなくすために作られたという意見があるが、過去9年間で証明されたのは、人種差別が(社会の)規則であり、Tigrean族は恵まれた生活ができ、その一方でアムハラ族やオロモ族は政府の「敵」扱いされ差別を受けているなどの事実である。エチオピアのアムハラ族は今や故意に彼らを「抑圧者、危険な敵」呼ばわりしている国家の犠牲者となっている。AAPO(全アムハラ民族組織)は容赦ない抑圧を受け続けており、正式に旗揚げされた反対野党であるにも係わらず、激しい抑圧から党や支持者を守ることが出来ずにいる。いわゆるアムハラ地域と呼ばれる地域は差別待遇を受け、政府から注意を払われることなく無視され、アムハラの小作農民の土地は政府幹部に独断的に奪われている。つまり、端的に言って、エチオピアのアムハラ族は人種差別の犠牲者であり、政府による抑圧の格好の的とされているのだ。
 政権を掌握しているTigrean戦線はかつて「抑圧者」として告発されたアムハラ族に対する復讐の精神を表明している。(TPLFはエチオピアそのものを、『アムハラ族によってでっちあげられた100年の歴史しか持たない帝国』と呼んだ)
 勢力を得て以来、TPLFはアムハラ族に対する敵意を包み隠さず剥き出しにし、アムハラ族を「極悪人」「狂信的排他的愛国主義者」「抑圧者」などと名付けている。
EPRDF政府の構成員たるTPLFの歴史と実際の行為が反アムハラの姿勢を証明している。また、他の民族を動員して反アムハラ政綱に取り込もうとしているが、これはまだ完遂されていない。しかしながら、罪の無いアムハラ族は生命の危険にさらされ避難を余儀なくされているのだ。政治、経済、教育、雇用、医療、その他全ての場において、アムハラ族に対する差別は今も続けられている。もし反体制的意見を表わそうものならアムハラ族は強烈な悪意を受け無慈悲に抑えつけられてしまう。

 これがエチオピアの現実である。

 従って、アムハラ族であるが故に政治的迫害を受けていると主張する全ての亡命者たちは亡命の権利と保護を受けるに足りる。何故ならば、彼らは実際に民族的出身を理由に迫害を受けているのだから。民族的出身に基づく差別は非法であり人権の侵害であるにも係わらず、エチオピアではこれが日常茶飯事となっている。そして、これがMeles Zenawi首相率いる政府の政策なのである。


新曲「ルワンダの歴史を繰り返さない」ソロモン・テカリグ
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本気?まあね。提案中の政府投票用紙を見てみよう。
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