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エチオピア: 人権
 

南部の鎮圧 強まる

2001年6月30日
エチオピア政治犯救済連盟Solidarity Committee for Ethiopian Political Prisoner
(以下、SOCEPPと省略)

南部の鎮圧 強まる

メレス・ゼナウィ首相率いる政府は、エチオピア南部、とくにハディヤ、ウォライタ、アレバおよびテンバロに住むエチオピア人に対して粗暴な鎮圧を続けている。一万人以上の陸軍兵が、13ゾーンと7特別地区(ワラダ)に配置され、住民に好き勝手をしている。前回の選挙で野党に投票した者は一斉検挙され、暴行を受けたあげくに投獄されている。大衆の行動、態度、投票の選択を煽動したとされる年長者も見つけ出されて暴行を受け、屈辱を強いられた。組織的で広範囲に及ぶ鎮圧は、この地区に住む人たちをターゲットにし、彼らの生活を脅かしている。

選挙で選ばれた二人の議員、ウォルドミカエル マネボ(Waldemikael Manebo), ウォルドミカエル アベベ(Woldemikael Abebe)は、裁判も出頭命令さえもまったくないまま4ヵ月間刑務所にいる。南エチオピア人民連合(Southern Ethiopian People's Democratic Coalition = SEPDC)のイェキ地区議員長、ベザビ ビイェネ氏(Ato Bezabih Beyene)は拘束され、行方不明になっており、SEPDCのシェカ地区役員会メンバー、アブドゥ アバロロ氏(Ato Abdu Abaroro)も同様に消息不明になっている。

 

シェカ地区では、500人の兵士が地元の政府幹部の支援を得て、民家に乱入し、SEPDCの支持者と思われるものに暴行をくわえて、次々に投獄している。拘束されているSEPDCメンバーにはムヘ モハメッド(Muhe Mohamed)メレス ウェイサ(Meles Weyesa)デジソ トビア(Degiso Tobia)タムル タデッシ(Tamru Tadesse)ゲザヘン ゲブル(Gezahegn Gebr)、女性教師アベザシュ マコネンさん(Abezash Makonen)などがいる。
デラシュ特別地区、ガモ ゴファでは兵士の残忍な介入に続き、200人以上の農夫が投獄されている。ハディヤを初めとする多くの地区では、人々がSEPDCリーダーのベイェネ ペトロス博士(Dr. Beyene Petros)を避難するデモ抗議に強制的に借り出されている。しかしそれはベイェネ博士を議会からリコールさせるための署名を集めようと政府がでっちあげた見え透いた手段である。まず住民は自分の居住区の「ワラダ」に関するミーティングに出席させられる。そこに地元政府の幹部がSEPDCのリーダーを避難する旗などを持って参加する。この状態が「盛り上がるSEPDCリーダーに対する抗議」としてすべて録画されるのである。また住民は食糧と引き換えに、「ベイェネ博士を議会から除籍させよ」と書いた用紙に署名させられる。政府は過去にも同様の手口を使ったが、録画したフィルムを編集して放映し(時には2000年5月の選挙の際にSEPDCが招集をかけた大衆の集会)、いかにもベイェネ博士に対する抗議デモが起っているように見せかける。

記録のために、政府の兵士に撃たれて亡くなった人たちの名前を下記に挙げておく。

デメク ハメボ氏(Ato Demeke Hamebo)、ゼレク エリゲチョ氏(Ato Zeleke Erigecho)、ゲチェチョ アーティボ氏(Ato Gechecho Artibo)、学生アージャボ ワノア (Erjabo Wanore)、バーディツ シファさん(Mme Barditu Shifa)、マキディヤ ショクレラさん(Mme Makidiya Shokurela)、タデッシ カウィソ氏(Ato Tadesse Kawiso)、アスファ タデッシ氏(Ato Asfaw Tadesse)、ウォンディム ベイナコモ氏(Ato Wondimu Baynakomo)、ララゴ アゴレ氏(Ato Lalago Agore)、ゼレク ベイェネ氏(Ato Zeleke Beyene)、アブラハム フンガ氏(Ato Abraham Funga)、ダニエル ベイェネ氏(Ato Daniel Beyene)、デネク デサレネ氏(Ato Deneke Desalegne)、デマコ ボボテ氏(Ato Demako Bobote)、ダナ マロア氏(Ato Dana Malore)、マコネン マスケル氏(Ato Makonen Maskele)、アーミアス アビユ氏(Ato Ermias Abiyu)、アルミュ ブンティソ氏(Ato Almeu Buntiso)、アマチョ ハンベボ氏(Ato Amacho Hambebo)、デミッシ ベルティボ氏(Ato Demissie Beltibo)、アブラハム ケベデ氏(Ato Abraham Kebede)、ジャノ ドダさん(Mme Jano Doda)、アダネチ アモラさん(Mme Adanetch Amore)。ミシャモ カビソ氏(Ato Mishamo Kabiso)とアルマズ アンサボさん(Mme Almaz Ansabo)は手榴弾で、アンガソ アレト氏(Ato Angaso Aleto)は殴られて、ダノ タカモ氏(Ato Dano Tkamo)は槍で打ち抜かれて、それぞれ亡くなった。

ほとんどすべての地区と地域で数百人もの農夫とSEPDCの支持者が投獄された。そこに見るのは、あえて野党に投票した人たちへの復讐と、反抗するものの運命は権力を持つものが決める、ということを誇示する政府側のやりたい放題の暴力である。

政府は自分たちだけに有利な地盤を整えたにもかかわらず、実は平和を勝ち取るための闘争に敗北した。今回の策略的な行為は、政府の威嚇と脅威の現われといえる。現在まかり通っている暴力による鎮圧(該当地域はティグレの命令で兵士が占領しており、住人の扱いを一任されている)と、「盛り上がるベイェネ博士の議会除籍デモ」の茶番は、SEPDCとそのリーダーを打ちのめすために、これからも政府は手をゆるめないという決意を物語っている。
SOCEPPは、改めてエチオピア南部に対する政府の残忍な行動と暴力を咎め、(1)陸軍の即刻撤退
(2)住民を殺害した者たちの公判、そして(3)全地区、地域の政治犯釈放を要求する。

 


新曲「ルワンダの歴史を繰り返さない」ソロモン・テカリグ
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本気?まあね。提案中の政府投票用紙を見てみよう。
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罪なき犠牲者:政府公認の暴力による被害者を撮ったビデオ
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